愛知エリアの調剤薬局で働く「くすりとくらす」

sponsored by 株式会社トーカイ薬局

調剤薬局で働くことは
患者様のいちばん近くで
その健康に寄り添う
薬剤師であるという選択

このサイトは株式会社トーカイ薬局をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

調剤薬局で働くという選択は、
数ある薬剤師の仕事の中でも、
患者様のいちばん近くで相談を受け、
その健康に寄り添うということです。

当サイト「くすりとくらす」では、
新卒として調剤薬局で働く方の声から、
その仕事内容ややりがい、
成長や将来像などをお伝えしています。

調剤薬局で働く「やりがい」は
患者様への貢献と
幅広い薬学知識の習得

薬剤師に聞いた調剤薬局で働く「やりがい」 薬剤師に聞いた調剤薬局で働く「やりがい」

薬剤師として調剤薬局で働く魅力・やりがいとはなんでしょうか。
ある現役薬剤師に聞いたアンケートの結果では、調剤薬局で働く「やりがい」について、「お客様への貢献」が1位となっています。
他にも「患者様からの感謝の言葉」や「健康についての親身な相談役」など、患者様へ寄り添う薬剤師になれることが魅力であると言えるでしょう。

また、調剤薬局という多数の病院の処方箋を扱う環境だからこその薬剤師としてのスキルアップや、総合的な医療に関われる点などを挙げている方も多いようです。

「薬剤師」という業務の魅力を存分に引き出せるのが、調剤薬局という環境だと考えられます。

新卒1年目の薬剤師に密着

調剤薬局の
業務内容と学び・取り組み

調剤薬局における薬剤師の仕事内容とはどのようなものでしょうか?

まずは新卒として愛知県のとある調剤薬局に入社した1年目薬剤師・恒川さんの1日の業務を追いながら、調剤薬局のリアルな内容や、学ぶべきこと、取り組みなどをお伝えいたします。

恒川 廉さん(25)
出身大学
名城大学薬学部
趣味
旅行(国内・海外問わず)

地域で暮らす人と深く繋がる仕事がしたいという動機から調剤薬局への就職を決めた恒川さん。
最初は患者様にどんな声をかければいいのか悩んでいたこともあったそうですが、
先輩がどのように患者様とコミュニケーションを取っているのかを参考にしながら、
一つひとつ知識を身に付けています。どのようなお仕事をしているのか、詳しく見ていきましょう。

SCHEDULE

薬局薬剤師の一日

8:45
出勤、朝礼、開局準備

出勤し制服に着替えたら、開店準備を行います。

9:00
開局、調剤業務

来店された患者様から処方箋を受けとり、処方監査・調剤・調剤鑑査を経て、服薬指導をしながら薬をお渡しします
1人の患者様の対応時間は5~20分ほどです。

13:00
休憩

グループに分かれて休憩を取ります。休憩時間は2時間ほど。誰もいない時間ができてしまわないように、日ごとに担当を割り当てて休憩しています。

15:00
在宅医療の対応

午前と同様に来店される患者様の対応をしながら、在宅医療のための調剤を行います。

16:00
薬の配達

患者様のご自宅や施設への薬の配達をします。その際に患者様と直接お話しし、健康状態などを確認しています。

18:10
閉局

基本的に門前の病院が終わる時間に合わせて閉局します。

20:00
退勤
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KNOWLEDGE

新卒1年目の薬剤師が学ぶべき知識

  • とにかく患者様ファーストで対応をする
  • 患者様の長期的な健康管理へ寄与する
  • 「薬を渡す」だけではない役割を考える

――恒川さん「新卒の薬剤師として、まず調剤業務や服薬指導に必要な基礎的な知識をしっかり身につけることが大切だと思っています。患者様に薬を説明する際には、ただ暗記した内容を伝えるのではなく、現場で使える“生きた知識”を磨くこと。
また、薬のことだけでなく、患者様の生活習慣や健康全般を支えるスキルも身につけていく必要があります。先輩薬剤師やチームから積極的に学びつつ、現場での経験を重ねることで、自分の成長を実感できると思います。」

恒川さんのお仕事へのこだわりポイント

――恒川さん薬剤師として、患者様ファーストを徹底し、薬を提供するだけでなく、対話を通じて信頼関係を築くことを大切にしています。健康相談では、運動や食事の見直しを提案し、患者様が実践して成果を上げた際の感謝の言葉が大きな励みです。

また、在宅医療では、患者様の長期的な健康改善に寄与し、「健康パートナー」として生活全般を支えることにやりがいを感じています。薬を処方するだけでなく、運動や食生活の改善提案を通じて包括的な健康管理を実現し、一人ひとりの生活に寄り添うことを心がけています。」

調剤薬局の業務内容を
より詳しく分析

調剤薬局における薬剤師の仕事内容について、業務内容ごとに詳しく分析。
どんな点を気を付けるべきか、薬剤師としての想いやこだわりのポイントを解説します。

  • 1 処方監査・疑義照会
  • 2 調剤・調剤鑑査
  • 3 服薬指導
  • 4 薬歴管理
  • 5 医薬品の管理
  • 6 在宅医療・施設
    への処方対応
  • 7 その他の業務内容
1

医療過誤や事故を防ぐ“最後の砦”
処方監査・疑義照会

  • 処方箋の記載事項の確認「形式的監査」
  • 薬学的観点からの確認「処方箋内容の監査」
  • 不備があった場合はしっかりと疑義照会を行う

処方監査とは、医師が発行した処方箋や内容が適切かどうかを確認する業務です。薬物療法の専門家である薬剤師の視点を持って、医師の処方や医療行為に「疑わしい点はないか、問題はないか」について審査します。

疑義照会とは、処方の内容に疑わしい点・不明点があった場合に、処方を行った医師に問い合わせ・確認をする業務です。

このように、医師の処方を薬剤師がダブルチェックすることにより、適切かつ安全な薬物療法の提供を目指すのが処方監査・疑義照会という業務です。

調剤薬局の薬剤師が考える
処方監査・疑義照会の
大切なポイント

薬剤師歴5年目/愛知学院大学卒
副作用や注意点の確認に力を入れています

処方監査で、”処方間違いである”と断定するためには十分な情報が必要になるため、添付文書の禁忌や用法・用量を中心に、副作用、注意点等を確認するようにしています。確認は行いますが、それでも知識が抜けたりアップデートが必要になるため、ガイドラインを参考にして間違いがないように日々勉強に努めるようにしています。

2

医師の処方箋に基づき、適切に薬を調剤する
調剤・調剤鑑査

  • 処方箋の内容に従って薬の種類・分量・形状をチェック
  • 調製を行った薬剤師とは別の薬剤師が鑑査する
  • 調剤による事故やエラーを防止する

調剤薬局に勤務する薬剤師は、医師の処方箋に基づき、適切に薬を調剤するのが主な業務。処方箋の内容に従って薬の種類・分量・形状をチェックし、ミスがないよう正確に調合・分包していきます。

また、単に薬を調剤するだけでなく、調剤鑑査も重要な業務のひとつです。調剤監査とは、「調製された医薬品が処方箋の内容と異なっていないか」「患者にとって処方薬が適切かどうか」を確認すること。調製を行った薬剤師とは別の薬剤師が鑑査を行い、調剤による事故やエラーを防止します。

調剤薬局の薬剤師が考える
調剤・調剤鑑査の
大切なポイント

薬剤師歴4年目/愛知学院大学卒
疑義がないかを常にチェックしています

調剤アシスタントや機器の普及により、より早く・より正確な業務が求められていると思います。また調剤をしている時間にも年齢や性別、体重や処方内容などから患者様の背景を想定することで、疑義がないか常に注意して業務に取り組むようにしており、間違いに気が付くことができると、仕事の達成感や充実感が得られます。

3

医薬品に関する知識・情報を患者様に提供する
服薬指導

  • 正しい薬の服用方法や回数、効果、副作用を説明
  • 患者様のライフスタイルや健康状態を知る
  • 薬の飲み忘れ・副作用の発現・残薬の発生を防ぐ

服薬指導とは、医薬品に関する知識・情報を患者様に提供し、安全に薬を使用できるようにする業務のこと。正しい薬の服用方法や回数、効果、副作用についての注意点などを説明するもので、薬剤師法(第25条の2)等の法律によって定められた薬剤師の義務のひとつです。

服薬指導は、単に医薬品の情報を伝えるだけでなく、患者様のライフスタイルや健康状態、薬や体調にまつわる不安・疑問などを知ることのできる場でもあります。服薬指導というコミュニケーションを通して適切なアドバイスを行い、薬の飲み忘れ・副作用の発現・残薬の発生といったトラブルを防ぐことが重要です。

調剤薬局の薬剤師が考える
服薬指導の大切なポイント

薬剤師歴5年目/愛知学院大学
患者様に合わせて質問形式を変えています

薬剤師として話したい・話さなければならないことを話すだけになってしまうと、一方通行なコミュニケーションとなってしまうため、患者様に合わせてオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分け質問をすることで、疑問点や不明点などを解消してもらい、アドヒアランスの向上ができるように指導することを心がけています。

4

適切な服薬指導に欠かせない情報共有
薬歴管理

  • 調剤や提供した医薬品・服薬指導の内容を記録
  • 必要なデータをすぐに参照できるよう記録・管理する
  • 医療機関から問い合わせに対応

薬歴とは薬剤服用歴の略称で、薬歴管理とは薬剤服用歴の管理を指します。薬歴管理は薬剤師の基本業務のひとつであり、調剤や提供した医薬品・服薬指導の内容といった情報のほか、患者様の基礎情報・疾患・薬物療法の内容や期間・体質(アレルギーの有無等)などについて記録していきます。

薬歴管理は適切な服薬指導に欠かせないものであり、必要なデータをすぐに参照できるよう記録・保管・管理する必要があります。患者様が調剤薬局を訪れた際はもちろん、医療機関から問い合わせがあった場合にも、スムーズに対応できるよう管理しておかなくてはなりません。

調剤薬局の薬剤師が考える
薬歴管理の大切なポイント

薬剤師歴5年目/愛知学院大学卒
できるだけ端的に伝えることを意識する

患者様との会話を一字一句記載すると長く読みにくい文章となってしまうため、できる限り要約したり、医療用語活用したりすることで端的に伝えることを気を付けています。 ただ、何気ない会話の中にも必要事項が多く含まれていることも多いので、簡潔を意識しながらも、できる限り場面が想定できるように記載して他の薬剤師にいかに伝わるか、に注意しています。

5

「管理薬剤師」としての知識が必要となる
医薬品の管理

  • 取り扱う医薬品の品質と保管環境が適正かを確認
  • 在庫切れが起きないよう医薬品の発注する
  • 「管理薬剤師」の資格取得が必要

薬剤師は通常の調剤業務だけでなく、勤務する薬局や店舗の薬剤管理および発注業務も担います。取り扱う医薬品の在庫を管理し、その品質と保管環境が適正であるかどうかを定期的なチェックを実施。さらに、在庫切れが起きないよう、必要な医薬品の発注を行います。

こうした業務を行える薬剤師を管理薬剤師と呼び、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」によって、調剤薬局など1つの店舗・職場に1名の設置が義務付けられています。

調剤薬局の薬剤師が考える
医薬品の管理の
大切なポイント

薬剤師歴5年目/愛知学院大学卒
適正在庫をシーズンごとに調整しています

特定の患者様専用の薬はカレンダーにて受診日予定を確認することで、漏れなく在庫できるように管理していています。 また薬が不足した場合は患者様の迷惑になってしまうため、適正在庫をシーズンごとに確認して調整するようにしていますが、まだまだ万全にはできずに未熟さを感じる一方、薬局管理の一つとして関与できるためやりがいを感じてます。

6

専門家がチームを組んで患者様に向き合う
在宅医療・施設への
処方対応

  • 居宅や介護施設等で行われる医療提供形態
  • 医師・看護師・介護士などの専門家がチームを組んで対応
  • 医薬品や衛生材料の供給、患者様の状態に合わせた調剤

在宅医療とは、病院などの医療機関ではなく居宅や介護施設等で行われる医療提供形態です。対象となるのは高齢者のみならず、がん患者・難病患者・障がいを持つ人など多種多様。近年では、居宅で治療を受けたいと考えている人たちに医療・サービスを提供する、在宅医療支援施設も増えています

このような在宅医療・施設では、医師・看護師・介護士などの専門家がチームを組んで対応にあたりますが、薬剤師はその一員となります。在宅医療における薬剤師の役割は、在宅医療を受ける患者様に適した薬物療法の提供です。

医薬品や衛生材料の供給、患者様の状態に合わせた調剤(一包化、簡易懸濁法など)、薬歴管理、残薬の管理、服薬状況や副作用等のチェック、医療用麻薬の管理、担当医への処方提案・情報提供などが主な業務となっており、薬物療法の専門家として患者様やチームをサポートします。

調剤薬局の薬剤師が考える
在宅医療・施設への
処方対応の大切なポイント

薬剤師歴2年目/名城大学卒
分かりやすい情報提供を心がけています

施設や在宅に関しては、急配が必要なものかどうかを施設にしっかりと確認して、急配のものは早く正確に準備し午後から配達が行けるように心がけています。さらに、薬が変更になった場合は分包紙に付箋で変更になった点を記入し施設の人が分かりやすいように対応しています。

7

薬剤師としての職域を超える
その他の業務内容

  • 商品の販売や管理業務を担当する
  • 医薬品や健康に関する相談を受ける
  • 健康イベントなどの企画・開催

調剤薬局で働く薬剤師の主な業務は、調剤・服薬指導・薬歴管理などですが、勤務する薬局によってはその他の業務が発生することもあります。患者様との信頼関係を築き、健康を支える重要な役割を担う薬剤師は、時にはその業務範囲を超えた多岐にわたるタスクを遂行する必要があります。

調剤薬局の薬剤師が考える
その他の業務内容の
大切なポイント

薬剤師歴2年目/名城大学卒
リクルート活動として学生の方お話しすることも

リクルート活動を頑張っています。 学生の方とまだ年齢が近いこともあり、悩みなどを聞き、自分の実体験なども踏まえながらお話しできるようにしています。店舗見学でお話しする時は、機械や薬歴ソフトを直接みていただいて、実際に働いた時のイメージがしてもらえるように説明しています。私の店舗ならではの推しポイント(健康食品や健康チェックの機械など)もみていただき、興味を持ってもらえるようにしています。

新卒として調剤薬局に勤めるなら
大手中小どちらを選ぶ?

調剤薬局における薬剤師の仕事内容が明確になってきたところで、次に考えるべきは「どんな調剤薬局へ就職すべきか」です。
薬剤師の新卒採用はまだまだ売り手市場が続いており、就職先を調剤薬局へ絞ったとしても、選択肢は無数にある状況です。

その中でまず検討すべきは、大手の調剤薬局で働くか、もしくは中小の調剤薬局で働くかです。
この選択により薬剤師としての働き方は大きく変化します。まずはその違いを比較してみましょう。

大手
中小
対象地域
全国展開

全国規模で店舗を展開しているため、様々なエリアで仕事をするチャンスがある。ただし転勤の可能性なども考慮したい。

研修内容
合同研修

大手ならではの研修体制が整っており、新卒向けのマニュアルが作成される企業も多い。同期と研修を行うので研修など、体系的に学べる。

キャリア
プラン
体系化されたキャリアプラン

企業独自のキャリアプランが設定されており、研修や社歴によって昇進が決まる。希望によっては本部勤務をすることも可能となる。

平均年収
約540万円

薬剤師の採用人数が多いこともあり、給料は少なめだと感じる人もいる。ただし、管理薬剤師になる、店にたくさん貢献を上げることで大幅な給与アップも見込まれる

対象地域
地域密着

多くの場合1〜3都道府県の中で店舗を展開。地域に根差した医療を提供する他、調剤薬局として以上の健康サポートを提供。

研修内容
OJTによる研修

基本的には新人が即戦力として店舗配属され、先輩薬剤師によるOJTの研修を受けることになる。研修がないことにピンとこない方もいるかもしれないが、先輩社員は上下左右からサポートしてくれる。

キャリア
プラン
本人に合わせたキャリアプラン

体系化されたキャリアプランではなく、個人のスキルや目標に合わせたキャリアプランを歩むことが可能。ただし、本人の目標意識の高さに左右されやすい。

平均年収
約590万円

中小規模の企業の平均年収が高くなる理由は労働負荷の評価とも言われています。

大手
中小
地域の健康医療に
貢献を続ける

東海地方の調剤薬局を
見てみよう

あなたならではの
「調剤薬局の仕事」のやりがいは?
現役薬剤師にインタビュー

現在トーカイ薬局にて薬剤師として活躍をしている方々へインタビュー。
なぜ調剤薬局の薬剤師という道を選んだのか、なにを「やりがい」に感じているのか。
現在の取り組みや将来の展望などを語ってもらっています。

  • 患者様一人ひとりの
    想いに寄り添う
  • 管理薬剤師として
    仕事の幅を広げる
  • 健康イベントの開催で
    地域医療に貢献
  • 家族と仕事を
    両立させる働き方
01

患者様一人ひとりの想いに
寄り添う薬剤師に

阿部 容子(35)
出身大学
名城大学
趣味
掃除・片付け

阿部さんはトーカイ薬局へ入社11年目を迎える薬剤師。現在は庄内通り店の薬局長を務めていらっしゃいます。地元の名古屋で働きたいという想いから、地元名古屋に根ざした職場環境で、患者様に寄り添いながら日々の業務に取り組んでいます。

POINT

患者様一人ひとりに合わせた
対応のためにしっかり耳を傾ける

――阿部さん:やっぱり1番大事にしているのは、患者様一人ひとりに合わせた対応です。患者様の優先事項をしっかりと汲み取り、例えば急いでいる患者様には簡潔に説明をするし、じっくり話を聞きたい人には時間をかけて……みたいな。態度や言葉からその人の気持ちを察するのが大切です。
また、業務においては正確性と効率性を重視しています。特に調剤や投薬の際には、絶対にミスがないよう細心の注意を払っていますし、それをスタッフにも伝えるようにしています。

02

管理薬剤師として
仕事の幅を広げる

渡邊 晃司(41)
出身大学
名城大学
趣味
ゴルフ

渡邊さんは名城大学薬学部を卒業後、トーカイ薬局に新卒で入社しました。入社17年目を迎え、現在は管理薬剤師として薬局の運営に携わるとともに、エリアマネージャーとして複数店舗を統括。各店舗の運営状況を把握し、スタッフとの連携を図りながら、地域医療の発展に尽力しています。

POINT

とにかく、人と向き合い
続けた1年間
患者様からの感謝の声が
自己成長に繋がった

――渡邊さん:一番のやりがいは「感謝されること」です。患者様から「ありがとう」と言われる瞬間は、薬剤師としての仕事の意義を実感できる大切な場面です。たとえば、患者様が長年抱えていた薬に関する疑問や不安を解消できたとき、「渡邊さんに相談してよかった」と言ってもらえることが何より嬉しいです。
また、管理薬剤師としてスタッフ一人ひとりの声に耳を傾け、働きやすい環境を整えることに注力している中で、「相談して良かった」「おかげでスムーズに仕事ができた」という言葉をもらえると、この仕事を続けてきてよかったと思います。

03

健康イベントの開催で
地域医療に貢献

稲垣 碧(32)
出身大学
金城学院大学
趣味
ライブに行くこと

多治見店にて薬局長として活躍している稲垣さんは、地域密着型の調剤薬局としての役割を果たしながら、患者様と向き合う日々を送っています。また、イベント企画や地域活動にも積極的に参加し、幅広い健康サポートを提供しています。

POINT

患者様が元気に日常生活を送れるよう
生活に寄り添い支援する

――稲垣さん:患者様の日常生活をサポートできることが私の1番のやりがいです。調剤業務を通じて正確な薬を提供するだけでなく、患者様からの健康相談に答えたり、生活習慣の改善に関するアドバイスを行ったりすることで、患者様が元気に日常生活を送れるよう支援できればと常に考えています。
健康イベントを通じて地域の方々に広く関わることも、そのやりがいに繋がっています。子ども向けの薬剤師体験で楽しそうに分包機を使って薬を仕分けたり、興味を持って薬剤師の仕事について質問してくれたりする姿を見ると、この仕事の価値を実感します。
イベント終了後に地域住民の方々から「楽しかった」「役に立った」と感謝の言葉をいただけることは、大きな励みになっていますね。

04

家族と仕事を
両立させる働き方

松本 梨枝(41)
出身大学
名城大学
趣味
カラオケ、動画編集

松本さんは名城大学薬学部を卒業後トーカイ薬局に入社。勤務時期を経て一度退職し、10年のブランクを経て同薬局に復帰しました。現在はウェルネス小牧店で薬剤師として勤務する傍ら、小児心理カウンセラーとしても活躍されています。

POINT

小さなお子さんを連れた保護者の方へ
経験を基にアドバイスができる

やっぱり、患者様から「ありがとう」って言われる瞬間が一番嬉しいですね。特に、小さなお子さんを連れた保護者の方が、「松本さんに相談して安心しました」と言ってくださると、本当にやりがいを感じます。
最近では社内で研修や講演をする機会も増えてきました。そういった場では、自分が培ってきた知識や経験を同僚と共有できるのが嬉しいです。研修後に「次もぜひお願いします」と声をかけてもらえたり、講演の内容が実際に役立ったというフィードバックをもらえると、もっと頑張ろうという気持ちになります。ちなみに動画編集のスキルもここで活用できているんですよ。

新卒として
調剤薬局で働くための
業界研究

新卒の薬剤師として調剤薬局で働くにあたり、知っておきたい情報をまとめました。調剤薬局勤務の年収や将来性など、気になる情報をチェックしてみてください。

調剤薬局業界の
現状と将来性

調剤薬局で働くにあたり、やはりチェックしておきたいのは業界の現状と将来性。しかし、医薬分業が進むにつれて調剤薬局はその数が増え続けており、飽和状態と言われているのが現状です。そんな調剤薬局業界の気になる将来性を考察してみました。

調剤薬局の年収

調剤薬局に勤務するにあたり、事前に確認しておきたい年収。どれくらいの年収が期待できるのか、新卒の初任給はどれくらいなのかといった、都市部と地方で給与相場は異なるのかといった、気になる情報をまとめてみました。

大手と中小それぞれの
メリット・デメリット

調剤薬局にもさまざまな種類がありますが、新卒が就職先として選ぶ際に、迷いやすいのが「大手薬局にするか、中小薬局にするか」といった問題。ここでは、大手と中小それぞれのメリットとデメリットを調査し、押さえておきたい情報を分かりやすくご紹介しています。

就職で有利になるために
すべきこと

薬剤師の就職活動は、大学での勉強や国家試験対策とも同時進行となるため、計画的に進めていく必要があります。ここでは、薬剤師が調剤薬局へ就職するまでの流れや、押さえておくべきポイントについて解説します。

薬剤師として
調剤薬局以外の就職先で働く
メリット・デメリット

薬剤師の就職先として挙げられるのは、調剤薬局だけではありません。臨床・非臨床を問わずさまざまな種類があり、目標やキャリアプランに合わせて選択できます。

「どの就職先が自分に合っているのか分からない…」という方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そういった方のために、薬剤師の就職先選びのポイントについていくつかまとめてみました。

病院

病院内で働く薬剤師は、調剤・製剤・医薬品管理といった業務を担当。その他にも、病院によっては病棟勤務や外来勤務もあり、入院患者や外来患者の対応も行います。

ドラッグストア

一般医薬品以外にも、日用品・食品・健康食品などを幅広く取り扱っているドラッグストア。このドラッグストアで働く薬剤師はどのような業務に関与し、どのような経験が求められるのでしょうか。

企業

医療や医薬品関係の企業で働く、企業薬剤師も薬剤師が選べるキャリアのひとつです。しかし、企業によって薬剤師の働き方は大きく異なるため、どのような職種に就きたいのかをしっかり考えたうえで選ぶ必要があります。

目次